モットマクドナルドは世界各地にオフィス拠点を持ち、擁するメンバーの専門分野はエンジニアからコスト・コンサルタント、プランナー、エコノミスト、プロジェクトファイナンスアドバイザー、ビジネス戦略コンサルタントなど多岐に渡ります。私たちの強みの一つは、社内のグローバルネットワークを最大限に活用し、各地の専門家たちが結集してプロジェクトチームを結成できること。そうしたコラボレーションによってクライアントの要望に合わせた最適なアプローチを追求し、クライアントのビジネスソリューションに貢献しています。
太陽光発電
国内で携わった事業規模案件は200を超え、中でも国内最大級である235MWの瀬戸内Kirei太陽光発電所と258MWの作東メガソーラープロジェクトではオーナーズエンジニアを務めました。プラントの発電量予測では、衛星データのほかにサイトの局所的な実測気象データまでを精査し、より精度の高い分析を実現することでプロジェクトのバンカビリティ確立に貢献しました。また設計レビューも実施し、国際基準のプラント性能評価や性能保証と日本の商慣習との協調も図ります。工事期間中はサイト常駐エンジニアとオフィスベースのチームの連携でプロジェクトをサポートし、運転開始後のオペレーション段階においても引き続きサポートしています。
風力発電
陸上・洋上の双方の風力発電事業において、プロジェクト全般の技術アドバイザリーサービスを提供することにより、国内だけでなく海外のデベロッパーや投資家たちのプロジェクト展開をもサポートしています。中でも国内風力発電プロジェクトでは初となるプロジェクト・ファイナンスによる資金調達を成功に導くサポートを、陸上(33MWの大洞山ウィンドファーム)・洋上(秋田洋上風力発電事業)風力双方に提供したのが近年の代表的な実績です。プロジェクトのポンテンシャルを最大限に生かすことを考慮しつつ国際基準を満たすための技術アドバイスを提供し、そのためにサイト選定というプロジェクト初期段階からより好条件を得るための調達過程もサポートしています。そして工事段階においても目を配り、さらに工事後のタービン性能試験の要領書に関するアドバイスなど、多様なサービスを提供しています。また英語・日本語双方での効率的なコミュニケーションを図っています。
バイオマス発電
世界有数のバイオマス発電のコンサルタントとして、デューデリジェンスやフィージビリティー・スタディから各燃料特性の発電量シミュレーションや財務モデル評価まで、幅広いサービスを提供しています。長期的に安定した燃料供給の確保は重要課題の一つであり、北米と東南アジア両方のサプライチェーンから日本への供給がなされるバイオマスプロジェクトに取り組んでいます。さらに国内の環境法や地域の規制に準拠した環境アセスメントの実施に関してもサポートしています。
火力発電
中立なコンサルタントとして、技術アドバイザリーや環境レビューを実施。建設工事の監理や運転のモニタリングなども行い、レンダーの視点から、ノンリコース・スキームによるプロジェクトファイナンスの技術的なリスク管理に貢献しています。国内での火力発電におけるアドバイザリー提供の実績は3GWを超えました。中でも代表的なのは、福島の原子力発電に代わるとされる1GWにおよぶ新世代の火力発電で、今もっとも躍進的で効率の高い石炭燃焼技術を用いたプロジェクトです。
竣工済プロジェクト
- 大洞山ウィンドファーム
- 瀬戸内Kirei太陽光発電所
- 作東メガソーラー発電所
- ウィンドファームつがる
- 千葉勝浦太陽光発電所
- 石川太陽光発電所
- 鈴川 バイオマス発電
- 真岡発電所(ガスタービン・コンバインドサイクル発電)
- 大洞山ウィンドファーム
- 瀬戸内Kirei太陽光発電所
- 作東メガソーラー発電所
- ウィンドファームつがる
- 千葉勝浦太陽光発電所
- 石川太陽光発電所
- 鈴川 バイオマス発電
- 真岡発電所(ガスタービン・コンバインドサイクル発電)
建設中プロジェクト
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秋田港洋上風力発電
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響灘洋上風力発電
- オニコウベ太陽光発電所
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秋田港洋上風力発電
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響灘洋上風力発電
- オニコウベ太陽光発電所
‘人々の生活に新しい発見をもたらす’、そうした価値ある未来を創り出したいクライアントに応えるために、豊富な経験とユニークな視座を兼ね備えたチームでビジネスソリューションに取り組みます。
日本オフィスを拠点とするメンバーの出身国は10を超え、国内外での多岐に渡る専門分野での実績をもとに、課題に対し多角的な視点を取り入れています。
ダイバーシティ&インクルージョン
Mott MacDonaldはあらゆる文化、個性、視点を尊重し、世界中から多様な価値観を持つメンバーが集まっています。社内インクルージョンネットワーク(“Advance”)により、平等、ダイバーシティ、インクルージョンの価値観の尊重を世界中のオフィスにおいて推進。あらゆるジェンダー、人種、セクシュアル・オリエンテーションを持つメンバーを尊重し、働きやすい職場環境創りをサポートしています。
ウェル・ビーイング、キャリア展開の尊重
Mott MacDonaldでは、働くメンバーが心身ともに健康でいられることこそ、個人として、また会社の一員として最も重要と考え、ウェル・ビーイング向上促進プログラムを提供しています。ワールドワイドなプロジェクトに携わる機会や海外オフィスで働く機会など、各国に拠点を構える会社だからこそ可能なキャリア展開も積極的にサポートしています。
継続した学びこそ、成功の鍵となる。だからこそ、オンライン学習をベースとした様々な社内プログラムの提供にも注力しています。キャリア形成の段階ごとに最適なプログラムがあり、キャリア初期段階に習得したい重要な内容を盛り込んだコース(”Early Career Professional program” や “Renewable Energy Academy”)から中堅・シニアレベルスタッフ向けの商務面、技術・リーダーシップのスキルアップコースなど、社内プログラムが豊富です。
コーポレート・ソーシャルレスポンシビリティ
プロジェクト開発においてはサステナビリティを重要視し、環境への影響に注視しています。
会社のメンバーは創造力を駆使し、クラアイアントとコミュニティに永続的な価値とサステナブルなソリューションを提供することに、日々積極的にチャレンジしています。
仕事においては自己裁量が尊重された環境の中、メンバーは長期的なキャリアに対し充実感と目的を持って取り組んでいます。
グローバルチームとのコラボレーション
“Opening opportunities with connected thinking” – 多様な専門家でチームを結成し、デジタルイノベーション・ネットワークと連携し作業することで、既存の構造を再構築し、新たな チャンス獲得を目指していきます。
Mott MacDonaldは組織として繋がり、団結しています。その中で、メンバー一人一人が地理的な境界を越え様々なチームとともに働き、より幅広いスキルと知識を得て、そうした多様なチーム間からみ出される相乗効果を積極的に追求しています。