Opportunity
瀬戸内市が所有する錦海塩田跡地に、総事業費約1100億円、発電出力230MWの瀬戸内Kirei太陽光発電所が建設されています。
Solution
弊社は本プロジェクトにおいて、開発初期段階から事業者をサポートするオーナーズ・エンジニアとして関わり、プラントの性能評価、検査要領の確立、契約交渉のサポート、資機材調達に関する助言など、さまざまな技術アドバイザリー・サービスを提供してきました。 ファイナンス・クローズを完了するために、建設費や運営費を最適化するとともに、日本国内の商習慣や建設地周辺地域の諸事情にも配慮しながら、グローバル・スタンダードのベスト・プラクティスを導入するという難しい課題もクリアしました。発電量予測の精度を向上させるため、日本の環境条件に適した新しいシミュレーション手法も独自開発しています。このような弊社独自のアプローチとノウハウは、投資家様や金融機関様に高く評価されています。
建設段階では、発電所建設工事、送電線敷設工事、堤防増強工事などの現場管理業務も提供しています。弊社の経験豊富な現場管理チームが、発電所、送電線、堤防のそれぞれの工事において、施工品質や工程進捗をチェックしています。
Outcome
瀬戸内Kirei発電所は、20年間に渡ってクリーンエネルギーを供給し続けます。 この太陽光発電により、CO2の排出量は192,000トンも削減されます。これは瀬戸内市の現在の排出量の半分に相当します。弊社は現在、世界各国における経験と日本国内の人材を活用して、土木、構造、電気、計装の各工事のモニタリング・サービスを実施しており、国内基準と国際基準の双方に照らして、詳細設計も精査しています。